恫喝による料金引き下げは、悪影響のほうが多い

いやはや、またビックリさせてもらいました。昨年末のahamo発表から一気に激化している携帯電話の料金競争なのですけど、ついにMNOが3GBで990円を発表です。
ソフトバンクも足並みをそろえるように20GBで2000円台半ばのlinemoを開始しているのですけど、3GBのミニプランで税込み990円です。元々がラインモバイルを吸収しただけなので料金的には実現されても驚かないのですが、通信品質がソフトバンク本体と変わらないように調整されたのですから、これではMVNOが勝てません。
MVNOはオンラインのみで契約するのが普通ですし、通信品質が混雑時間帯で落ちることを引き換えに低料金だったものがショップ対応こそないものの通信速度が落ちないでは、これは乗り換えが続出になります。だから菅首相の恫喝による急激な料金引き下げ圧力は、次のインフラ整備の資金が捻出できませんから、悪影響が大きすぎると懸念していたのです。