オミクロン株が市中感染か!?

「遂にオミクロン株の市中感染化!?」と速報が流れてきましたが、どうやら渡航歴があり帰国後の14日間の待機期間中の人だったようです。
いずれにしてもまだまちなかでおミクロン株だけが広がっている様子ではなさそうであり、もう少し海外からのデータが揃えば安心度についても理解ができそうなのですけど、ダイヤモンド・プリンセスのときと同じくいらぬ恐怖情報ばかりが先行しているように見えます。
ダイヤモンド・プリンセスからの流入はなかったのに、中国との渡航だけ遮断してヨーロッパからコロナが持ち込まれてその後となったのですけど、今はすべてを監視しているのでオミクロンの流入はなるべくブレーキが掛けられていると言えます。けれどウィルスのほうが感染ルート構築が遥かに上手なので、いつかは流入してくることを避けられません。
残念ながら鍼灸は地域医療のための技術で、大規模な感染症にはあまり力を持ちません。けれど中国の古典には何箇所も大規模な感染症により損害を受けて、それを乗り越えるために記述をしたというものがありますから、無力だったというわけでもなさそうです。
今回のパンデミックの教訓は、航空機の発達により一般人がどんどん渡航をすることであり、第一次世界大戦でも航空機により地球レベルの観戦に短時間でなってしまったのですけどその数倍のスピードだったということです。次への教訓は、もし新しい感染症が出てきたときにどうやって一部の地域に封じ込めてしまうかでしょう。それと薬の話にはなりますが呼吸器病については点鼻薬タイプのワクチン開発を継続して、途上国へも届けられる体制を作ってしまうことに思えます。