2週間前から来院されている右肩関節から指先まで強烈にしびれていて痛みもある患者さん、常にしびれていて腕を挙上している方が楽だというのは肩中兪の奥で血管が押さえつけられているのだと、これは定番です。
それで初回の治療が終わったならしびれが肘から先だけになり痛みも半減して驚いたのですけど、そこから一気に楽になったので右利きなので腕を使っていたなら肩上部で痙攣が発生してしまい、痛みがまた強くなってしまいました。この痛みがあまり変わらないまま一週間経過させてしまいました。
前回に肩甲骨周囲にも相当な負担がかかっていて硬結がひどいのに気づき、邪専用ていしんで臀部に行うような押さえつけて揺らすテクニックを用いたなら、あっさり仰臥位で寝られるほど痛みが軽くなっていました。これは盲点でした。
指先のしびれは軽くなっているもののまだ残っている状態であり、痛みについてもまだ油断はできないのですけどとにかく心配していたものが解消していて、良かった。