やっぱり実技がないと、鍼灸師の腕はすぐ錆びてしまう

昨日の滋賀漢方鍼医会での実技、びっくりしてしまいましたし仲間の先生からアドバイスをいただけるというありがたさ、やっぱり実技を通じての切磋琢磨がないと鍼灸師の腕はすぐ錆びついてしまいます。
呼吸と手法を連動させる試みを昨年からやっているのですけど、瀉法はすぐできてしまったというか呼吸を取り入れることで成立できたので、補法での連動を色々やるのですけどまだ完成しません。取穴ができたあとに思い切り吸ってから吐きながらの手技だと術者としては「やったぞ」という感じなのですが、脈診したりその他の観察からは患者の衛気を吸い取ってしまっているということでした。
この数カ月間で強い邪気を受けてしまったということはなかったのですけど、そういえばこの一ヶ月間くらいはなんとなく体調がいまいちというのが多めでした。身体の奥が冷えている感じは、確かにありました。せめて免許持ちの助手がいれば気づいてもらえてたのでしょうが、いやはや月例会は大切です。