本日の子午治療

子午治療のことを決して忘れてしまったわけではないのですけど、最近はあえてしご治療を持ち出さなくてもその場面を通り抜けられる治療ばかりだったので使う頻度が落ちていました。
ところが重なるときには重なるもので、骨盤がずれての腰痛ですから片方だけでもあり円皮鍼での痛み止めよりも手軽で効果的ということから用いたなら、起き上がりが瞬間的に楽になり相当に驚かれていました。
臀部から膝窩までの痛みとピリピリした感じには、真後ろではなくやや外方ということで通里を用いるとすぐ症状が軽くなり、両側に用いて歩きやすくなってもらえました。
けれど丁子に乗って三角筋の痛みにもチャレンジしてみましたが、流注がはっきりしていなかったことが第一の要因であり腫れているものにも使いづらいという第二の要因もあって、こちらはだめ。円皮鍼で消炎作用の補助で痛み止めとしました。