実際に基本刺鍼をやってみて

そして本部ではなかなか行われていない基礎修練にさんざん文句をつけて基本刺鍼が復活してきたのですけど、新しいテキストの「補法」ですから誰も見たことがありません。そこで学術部がいたので見本をという話に。
実際にやってもらって「どうですか?」と評価を求められましたから、すかさずダメ出しです。まず軽擦のスピードが遅すぎて、遅い軽擦は脈を渋らせたり体毛が立ってきたりと、今まで気づいていなかったのかなぁ。基本修練をおろそかにしてきたつけです。
加えて適切な手法時間、手応えがあってから抜鍼動作に入っていたのではわざわざ効果を落としているということを説明します。理屈では理解してもらえるのですけど頭を追いつかせようとしててくれないのが東日本の人たちで、散々に実技をしました。でも、数ヶ月下なら忘れているのでは?西日本の人は理屈は必要ですけど、それ以上に利益を追求しますからね。