昨年度の医療費が約44兆円と、速報値が流れてきていました。厚生労働省管轄の出費、国家予算のどれくらいの割合になっていたのでしょうね。
新型コロナ対策で湯水のように使いまくりでしたから予想の範囲ではありましたけど、そして現場で奮闘していただいた医者や看護婦の方々には本当に頭の下がる思い出はあるものの、一方で検査ビジネスにも巨額が投じられていたことには納得ができません。それからすればワクチン本体はまだ安かったのかもですが…。
医療費の総額がということになると思い出すのが、東洋はり医学会30周年で話されていた福島弘道先生の第一声。「医療費が30兆円を超えそうな危機に経絡治療を持ってくれば半分以下にできるのに」です。
あの頃には介護保険などがなかったので単純には比較できないものの、西洋医学ベースの健康保険だけでも30兆円には手が届いてしまっていますね。でも、鍼灸治療が大幅に普及すれば10兆円は楽に削減できると、今の私ならやっぱり考えます。