それで今後の現実的な対処ですが

それで漢方鍼医会30周年記念の事業としてのテキスト改定ですが、ここまで執筆作業がされてきたのですから一度出してしまうしか引っ込みがつかないというのが本当のところになってしまったです。これだと出る前から評価はわかりますがね。
もちろん今まで知らなかった知識がてんこ盛りになりましたし、整理したほうが良かった文章がいくつも整理されたので出てくる意義は大いにあります。でも、証決定は一体どうなってしまったのだろう?季節の治療と病理考察からの証決定、中医学ベースの新球技迂回で他に全く通じない方言ばかりでは困ります。
それから大阪が研究しているものは無視されましたし、滋賀での七十五難型の臨床も無視されています。「これは本部入門部で使うテキストだから入門者に分かる範囲に限定した」というレベルで決着はさせたのですけど、本部を名乗っている意義がやはり理解されていなかった感じでまたしばらく苦慮しながらの学術になるのだろうな。
ちょっとだけ救いなのは、入門部のテキストなので盛り込んでいない新しいテクニックや研究はどんどん発表してもらえればいいということで、現実的には副読本をまとめていくことでしょうしyoutube動画でより臨床的な麺を補っていくということが認められたことでしょう。まだしばらく、東京へは通わなければならないみたいです。やれやれ。