テクニックの1つとして残す価値があります

現在は下顎から任脉もしくは左右どちらかの衝脈のどれが一番硬結が強いかで的を絞って処置をしていて、時間も短くなり効率が上がってきています。
それで最初は単純に下顎に沿って硬結を緩めたなら上半身の様々な症状に著効の出せるケースが多いということからスタートしているのですけど、この段階ではリンパ節を動かしていることも要因の一つかとも考えていました。けれど研修会の実技で、流注上だけで良いことがわかりました。
しかし、中にはリンパ節が腫れている患者さんもいて、そのときにはせっかくの主義なので緩めてやったほうがいいです。仕事が忙しく肩こりがあまりにひどくなってきたなら歯が浮いてしまい辛いという患者さん、顔は腫れていないので虫歯ではありませんから久しぶりにした顎に沿って外から中心までずっと緩めていくと見事に回復できました。テクニックの一つとして残す価値があります。