覚悟はできていたのですが、ご冥福を心よりお祈り申し上げます

今、メールを受信して覚悟はできていましたからショックではないものの、それでもやっぱり心は落ち込んでしまうという日本伝統鍼灸学会の石原克己会長がお亡くなりになったということです。
伝統鍼灸学会の理事になってもうすぐ丸二年なのですが、役員入れ替えの同じ時期に復帰という形で会長に就任されていました。リアルで三年ぶりの学術大会は、「気と意識」という石原先生でないと持ち込めなかったテーマであり、歴史に残る展開だったと思っています。
直接に質問という形でお話させてもらえたのは一度きりでしたが、15分間くらいじっくり意見を聞かせていただくことができました。ニューサイエンスという言葉が鍼灸業界で使われたのは福島弘道先生が先駆けだったのですけど、その後に論考で継承したのが石原先生と私だけだったという話、名誉に思わせていただきます。ご冥福を、お祈りいたします。