海水から直接水素を分離する技術が開発されたそうです

まだネットニュースで少し見ただけで詳しく中身を読んでいないのですけど、オーストラリアのグループが安価に海水から直接水素を取り出す方法を開発したのだとか。これが大量に取り出せる技術として確立できたなら、発電に今後困らなくなります。
今まで水素だけを取り出すには天然ガスから分離するのが一番純度が高かったそうなのですけど、分離のためにエネルギーが必要であり結局CO2が排出されていました。自ら分離するときにもその水をまず純度の高いものにしておかねばならないということで、何段買い物処理が必要でコスト的にも大変だったとか。
それが淡水化もせずいきなり取り出せるということなので、この電気分解には風力や太陽光など再生可能エネルギーを使うとカーボンフリーとなってしまいます。飛行機や重機などまだまだ化石燃料で動かさねばならないエンジン類は必要でしょうけど、次の焦点は協力でコンパクトなバッテリー開発にステージが移っていく予感です。レアメタルが不要な電動モーターを、日本の自動車メーカーが協力して一元開発すればいいのに。