何年東京へ通い続けていたでしょうか…

今朝に今月の本部会はお休みをするというメールを出して、これで開業する前から通い続けてきた東京での勉強が一応終了ということになりました。
下積み修行へ入っての二年目、昭和63年の4月から東洋はり医学会の28期として東京へ通い始めて、漢方鍼医会の創設とともに移動をして30周年を迎える直前までということになります。カセットテープの高速ダビングはあっても東京の講習が聞けるのは早くても一ヶ月後であり、相克調整が大きくうねっていた時代なのでいち早く情報を得たいという気持ちからの上京でした。お試しで聴講をした12月の東京駅周辺の積雪風景、今でも忘れません。
そして下積み修行時代から開始したのは、開業をしてからだとなかなか東京行きを決断できないだろう・一度通い始めたなら苦しくても続けるしかないと思うだろうという計算があったからです。本当に開業してからの数カ月は震える手で切符を購入して、「自分の力で通えるんだ」と心が震えたものです。