犯人がKTOSだったとは

 あーーっ、朝から大慌ての出来事が…。10日前にもメールデータの破損があったばかりですけど、またまたパソコントラブルです。
 今年は50周年記念誌の点訳を色々な先生に頼んだのですが、ブレイルメモ16の先生にはシリアルポートが搭載されているXPノートを貸し出していました。それでシリアルポートからブレイルメモ16の制御はできていますし、ブレイルスターも組み込まれているのでせっかくですからXPノートそのものを交換することにしました。
 昨日に持ってきてもらったのでその場で動作確認だけはしたのですけど、今朝に「どこまでプログラムを組み込んでおいたっけ?」と起動させてみると、なんとなんと一部のキーボードしか受け付けてくれないのです。あちゃーっ、このノートは基礎的なセットアップだけして渡したものですけどそのときにこんな動作不良はなかったのにと、強制的にキーボードの種類を変える方法があったはずなのですがXPのことなので思い出せません。
 幸いにも同じメーカーのノートで現在はカルテ管理をしているのでキーボードの種類を確認すると、NECオリジナルのドライバが組み込まれていたことを初めて知りました。このプログラムを上書きしてやれば回復するかもしれないとUSBメモリにコピーまでしたのですけど、ふと気づきました。Windowsキーやカーソルキーは正常に動作しているのであり、また一部のキーを押すと日本語がオンになったりなどしますからドライバソフトが壊れているのではなく設定そのものが大幅に置き換えられているのではないか?
 それでスタートアップのプログラムを先に確認してみるとKTOSが自動起動するようになっていました。そりゃ点字を打ち込んで操作する体型になっていると、キーボードは全く別物になってしまいますわなぁ。スタートアップから外して再起動したなら、普通にキーボードが使えるようになりました。