またまたまた誤治に反省です

 何度も経験しその度に恐ろしさと反省を繰り返してきた誤治なのですけど、またまた経験をしてしまい反省をしていました。
 治療室例会でモデルになったときには難経七十五難型の肺虚肝実証で気持ちも良く、特に反応が出ることもなく明くる日も大丈夫だったので、自己治療での証決定は非常に面倒ですから不具合が出るまではそのまま継続してしまいます、つい。
 ところが月曜日に復溜を触った途端に頭痛がしてきたのですが、「誤治かも知れないけどこのまま実験しよう」と治療をしたなら頭痛がずっと続きますし食欲まで落ちてしまいました。倦怠感も出てきてしまい、睡眠こそ取れたものの火曜日は早く午前中が過ぎて自己治療の時間にならないかと待っていたくらいでした。
 右眼球をどストライクで打撲してからの数脈が相変わらずであり、まず陽経が適応というところで違っていたようです。いや、ここは誤治の後から変わったのかも知れませんけど、結局は肝病。右大腸経の二間から営気の補法を行うと頭痛はすぐ解消です。今朝は思い切り寝ていました。