一人で嬉しくなっていました

 「押し流す奇経治療」の手法のパワーアップができないかをしつこく考えていて、まず調整すべきは二木式奇経鍼を当てる強さ、これは間違いありません。私は照海などとても気持ちいいのですけど、中には痛みとして告げられることもあるからです。
 肩甲骨周囲から始まった押し流す処置なので力が入っている前提で発送していたのですけど、顎のときでも深さがありますからそれなりの力は必要だと考えてきましたが、昼休みに実験してみると力は押し流す回数で十分にカバーできそうです。円を描いて動かしたのは、これは気持ち悪いので却下。
 すると「あれっ、これは首藤傳明先生の超浅刺とほぼ同じじゃないのか!?」ということに木津てしまいました。首藤先生も途中から毫鍼からていしんに持ち替えていたのは、扱いやすいことと効果に差がなかったからでしょうし、入り口は違っても結果が段々と同じになってくるのだと一人で嬉しくなっていました。