腹部での打診術の続き、やはり「陰陽」は重要

 前エントリーの続きとなりますが、腹部での打診術で長年謎だった奇数と偶数のどっちが陰陽になるのかがわかったので、毎回腹部の硬さが残ってしまう患者さんに試させてもらいました。
 今までは教えてもらった通りの1・2・1・2の店舗で打診するのですけど、これは陽・陰・陽・陰ということになります。これでも十分に腹部は緩んでくれました。
 ところが逆パターンにすると、緩み方がかなり違います。脈状への影響という点では今までのパターンだとちょっときつくしまってきてしまうのであり、胃の気が飛んでしまうほどではないものの経絡の疎通という意味では若干阻害しているイメージです。まだ一人だけなので結論には早すぎますけど、やはり「陰陽」という表現のとおりなんだなぁと感心していました。