独自の診察法を持っていないのは、不安にならないのでしょうか

 理由はよくわかりませんが、このブログでもいくつか取り上げているように疲労骨折からの患者さんが最近かなりの数になっています。covid-19から四年、警戒心が薄れて疲労が出てきているのでしょうか?
 それで患者さんと話していたのですけど、私は脈診をしているのであり骨折の脈状というのを知っていますから診断が容易なのですけど、独自の診察法を行っていないというのは本当に恐ろしいことをしているのです。治らない・治せない症状を見ていて、なんとも思わないのかといつも不思議です。
 さらに腕全体が腫れていた亜脱臼については、それこそ脈診をしていなければ骨折だと誤解して病院へ送ってしまうのではと想像してしまいます。こちらは骨折がないということが脈診でわかったので原因追及が早くできたのであり、同じ「痛い」でも様々であること、独自の診察法がなくてどうして不安に感じないのでしょうか。