AI開発

 昨日は日本国内ではフジテレビのやり直し会見一色でしたが、世界では中国発のAI(人工知能)のディープシークが話題をさらっています。速報だけではよくわからなかったのですが、次第にその衝撃的ニュースがわかってきた感じです。
 何が衝撃的かというと、OpenAIやGoogle、マイクロソフトなどが開発しているAIには莫大な費用がかかっているのに、ざっくり100分の1程度で開発されていること。つまり、商用ベースになってもランニングコストが大幅に安く提供されるはずです。アップルはOSに組み込むので追加コストは要求されないものの、これまた莫大な投資をしています。
 もう一つ驚異的なのが、超高性能GPUを必要とせず既存のチップで構成されていること。さすがにスピードは劣りますし現時点での実力も周回遅れではあるものの、電力のバカ食いがないのですぐ追いついてしまうでしょう。
 ただし、中国というアキレス腱があって、例えば天安門事件とか共産党の問題点などを質問すると、知らん顔をして話題を反らせてしまうところがあるそうです。だから世界標準にはなり得ない。
 そこで日本も技術のコピーは割と得意であり言語モデルも近いのですから、成功するかどうかわからない半導体チップ製造はそこそこにAI開発を真剣に考え直すべきでは!?すでに莫大な投資をしているところは捨てきれない資産を持ってしまったのであり、持っていなければなんとでもなるはずです。