午前中の仕事は予備枠までは使わずに終えられたので、昼休みになって本格的な自己治療です。まずは衝脈を押し流す奇経治療で行うと、眼圧が十分ではないものの下がり始めたのに安堵です。
証決定は慎重に正確にですから、三点セットを何度も確認します。七十五難型の肺虚肝実証も検討しましたが、数脈が強いことと切り分けツールから陽経から正気論であり、肺虚陽虚証で左後谿へ衛気の補法。気持ちいい響きが全身へ伝わります。
邪専用ていしんで眼球周囲と側頸部へタッピングで邪を払い、菽法の高さへ整ったので本治法を終えます。目が冴えていたのですぐ睡眠には落ちなかったものの、20分ほどした頃にしばらく眠っていて電話で起こされました。
頭痛も全身倦怠もとても軽くなり、午後はいつものペースで動けるまでに回復したものの、余震のように小さな発作がまだ繰り返してくることがわかりきっているので自重します。朝と昼の食事をしていなくても空腹を感じず、やっと飲み物が受け付けられてきた程度なので、回復には3日間は掛かりそうです。