バセドウ病の話を患者さんとしていて

今週はバセドウ病の新患さんが多かったという印象があります。毎月必ず遭遇しているので珍しい病気ではないものの、男性が今は多いです。
 二度目の治療になる患者さん、様々な症状が一気に現れているので病院へ行ってもどこを受信すればいいのかわからないので困っていたところ、奥さんが治療を受けて熱中症が回復したことからでした。「まさかそんな病気だったとは」と素人さんが思われるのは仕方ないことですが、頭重だと脳外科でCTを撮影して、目の痛みは眼科での検査で、腹痛は内科で胃腸薬が出され、果ては不眠は心療内科で抗うつ薬が…。
 総合的に診断する技術がなくなってしまった現代日本の西洋医学、ある意味では独自診断法を持たない刺激治療の鍼灸や柔整と変わらないレベルなのでしょう。バセドウ病は脈に触れた瞬間に診断できてしまうのであり、こんなに便利で力のある脈診に取り組もうとしない鍼灸師がほとんどなのが、私は歯がゆくて仕方ないのですが…。