経営者として恥ずべきことでした

これは鍼灸院の院長というよりも経営者の立場として恥ずべきことだったのですが、10月から最低賃金の価格改定が行われていたのにそれを反映せずパートさんへ給料を渡してしまい、指摘されるという失態です。
 昨年は1000円を越えるということで早くからニュースを騒がせており滋賀県からも8月頃から何度も改定についての情報が流れていたのですが、今年はさらにハイペースでの賃上げはいいですが経営側の都合がというブレーキもあり、具体的にどうすればいいのか結局情報が届きませんでした。総理大臣の交代とかでニュースが取られていましたし。
 最低賃金がまだ800円台だった頃から計算のしやすさもあって時給1000円にしていたので今まで問題にならなかったのですが、細かな計算は個人事業所にはそれだけで負担です。うちは違いますがインボイスのための事務作業は膨大で、そこへ人件費が必要ということになったなら本末転倒しています。でもでも、働く人たちの権利はもっと大切です。
 三人おられますのですでに渡し終えたのを回収して修正作業というのは大変すぎるので、今月は概ねの追加分を渡して来月に不足分の追加をした旨を書かせてもらい対処することに。そして切の良い金額に上げてしまい、数年は修正が不容ということにしておこうかなぁ。