時間経過とともに空虚感が

昨日の首藤傳明先生のご逝去の一方、時間が経過すると余計に空虚感に襲われています。福島弘道先生の時以来の、空虚感です。
 いきなり見学を申し込んでお邪魔をしたなら、お菓子とお茶を用意してもらっていて休憩のときに色々な話をしていただき、ノートパソコンがあったなら「まだ一年生ですから」と言いつつ、半年後にメールが届いたのは本当に驚きしかありませんでした。
 「経絡治療のすすめ」を言い出しっぺだからと連載することになってしまったところ、どれだけ文句の嵐に襲われるかと心配していたなら全部が励ましの手紙だったとか。唯一の文句が書かれてあったのが福島弘道先生ながら、表現方法がちがうというだけで中身は励ましだったことに安堵したと話されていました。
 「経絡治療のすすめ」は多くの鍼灸学生に読まれ、現在でもまだ大きな影響力のある本だと思います。私が読破したのは数年前のことでしたが、治療体型をわかり易く丁寧に説明されていました。「首藤傳明症例集」での開業時の詳細な患者状況の記録、胸が締め付けられる思いで読んだことを鮮明に覚えています。