これからの鍼灸業界に落としてはならないこと

 今日は広島県からの見学者がありました。まだ鍼灸学校に在籍中ですが、年齢はそこそこの方でした。
 「サラリーマンだけでは人生終わりたくないと思い鍼灸師への道を決断しました」というだけあって、年齢的なタイムリミットも最初から感じていて色々と勉強会に顔を出されているようです。
 その中で気になったことは、やはり脉状の評価についてです。どうしても触覚が未熟だと自分の指に触りやすい脉状が=「いい脉」という図式になっていたことです。
 実際の患者さんを触診してもらい、三点セットのお腹と肩上部が改善していて患者さん自身も気持ちいいといわれるのですから、その脉状が「いい脉」だとインプットすること、これからの鍼灸業界に落としてはならないことだと感じました。

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