もし今から初めて開業するとしたら

 昨日は彦根市の視覚障害者協会で定期総会が行われていたので午前中が休診となり、午後は新しい助手を私の師匠のところへ見学に出していたので残りの助手が一人だけだったので仕事に追われていましたから、ブログの執筆を出来ずにいました。
 その総会へ行く自動車の中で盲学校の元教諭と話していたのですけど、私たちの研修会へ新しく入ってくる視覚障害者の鍼灸師は今後は難しいかも知れません。
 鍼灸学校が乱立して毎年排出されてくる鍼灸師も膨大な数であり、その中から一生を鍼灸で身を立てられる人はごくわずかになっています。それで目の見える人たちは鍼灸師しか免許がないのですから必死に研修会を求めてくるのですけど、視覚障害者は転職が出来ないのでどうしても食べて行かねばならないので今の時代はマッサージを選択するのが懸命です。
 もし私が今から初めて開業するとしたならと考えると、果たして鍼灸専門でいきなりスタートしたのか?開業は「賭け」の要素があるのですから、どうせなら大ばくちをしていたとは思いますけど、研修会に参加している人たちが周囲にいたかという要素が大きかったですね。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です