ぎっくり腰(その2)

 応急処置としては本治法を肝虚陰虚証として右偏歴へ衛気の手法を行ったのですけど、中心に感じていた強烈な痛みはこれで動けるようになりました。
 ところが夕食後は骨盤がずれただけでなく明らかに腰椎までずれてきている、すなわち急性の腰椎ヘルニアになっているので本治法は同じように行いましたが、まずは安静にすることが第一と布団へ入ったわけです。
 朝に目覚めて自分で骨盤を揺らすように運動をしていると腰椎が音を出して整復され、これで起き上がれるようになりました。
 しかし、朝は椅子に座っていれば自発痛がわずかなのですけど立ち上がるのがものすごく苦痛であり、へっぴり腰から姿勢がまっすぐに伸ばせません。ここで円皮鍼を左右に一本ずつ入れてもらい、まっすぐ立てるようになりました。
 いやはや、円皮鍼の効果は絶大ですね。

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