参考書

 「取穴書」の口語体文章化作業は手順がかなり整ってきたので、早いとは言えませんけど執筆のペースも徐々に上がってきています。
 参考書としている中に『詳解・経穴部位完全ガイド 古典からWHO標準へ』(医歯薬出版株式会社)というのがありまして、題名からも分かるように第二次経穴標準化作業、つまりWHO標準経穴に至るまでの記録集なのですけど、これが電話帳くらいある分厚い本なので必要な箇所しか読んでもらえないのですがおもしろくて。
 中国も韓国も、そして日本もそれらしき反応点を経穴として用いてきた節が大きいことが改めて読み取れます。治療効果があればそれはそれで構わないわけですけど、反応点と経穴とはやはり違うというのが実技での検証作業を繰り返してきての感想です。
 今は一番文章化しづらいと感じている胃経に取り組み始めたのですけど、この参考書を読む中で色々とアイデアが出てきたのでうまく表現できるかも知れません。

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