絶滅危惧種

 今朝に聞いていた印象的な記事なのですけど、建築士という職種は今や絶滅危惧種だとその方面ではいわれているらしいです。それなのに国は一級建築士を増やす方向の施策しかしていないらしく、これは鍼灸師の現状とそっくりですね。
 既に人口は減少に転じており、少し田舎へ行けば放置されたままの空き家がごろごろしているのは誰の目にも明らかなのですから、新しい建物の設計依頼が次から次へと入るはずがないというのも誰でもわかることですね。
 それでインタビューを受けていた人は、「絶滅危惧種なら絶滅してしまった方がいい」とはっきり言われました。それでも新しい建物は必要とされるのですから、仕事のできる人だけが生き残るという理論ですね。鍼灸の場合もかなり似ていると思うのですけど、少し違うところは国民の誤解が大きすぎて治療を必要とする人がまだ受けていないというところです。
 まぁそれでも、前エントリーで書いたように今の鍼灸の教育レベルはあまりにお粗末ですから、患者を食い物にする輩がいるのも確かなんですけどね。

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