営気の軽擦

 昨日の午後は一つだけ移動のため予約枠があいた以外は、すべてベッドが埋まってしまった状態となり風邪の助手にも動いてもらわねばならない状態でした。
 助手の負担を少なくさせたいと治療を早く流そうとするのですけど、「初の季」では肝経の大敦と胆経の竅陰を営気で軽擦していたものが「二の季」になりましたから心経の少衝と小腸経の少沢になるのですけど、どうも反応が明瞭に現れてくれません。
 焦ってしまうときほど客観的観察が必要だと深呼吸をしてみると、足よりも手の指の方が細いですから営気の軽擦をよりゆっくりする必要がありました。時邪を払うと、腹診が見やすくなることは間違いないですね。

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