温灸器の用い方

 先月に購入した温灸器は知熱灸の代用にしていますから、ドーゼに関してはまだよくわからない面はあるものの施術部位や降下に関してはおおむね予測通りの結果を得ています。
 しかし、瀉法鍼から切り替えたなら「今までは治療後には時間の差はあっても痛みが消失していたのにその時間がなくなってしまった」と訴えられる患者さんがお一人おられて、先週に瀉法鍼へ戻したところ今まで通り痛みが消失していました。
 この患者さんは治療期間が長いので肺虚肝実証の時と復溜だけがいいときがあり、うっかり間違うと成績がすぐ落ちるのでこちらの可能性もありますからはっきりとはわからないものの、気血の動きをもっと計算して用いなければと反省でした。

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