足の三焦経の使い方1

 足の三焦経の使い方について、今まで大きな誤解をしていたことに気づいてしまいました。
 背部を効率よく緩めるために足の三焦経を用いるのですけど、単純に緩んでくれれるだけならいいのですが津液の変動が大きいのでやり方によっては汗が出てしまい、背部がぬれた状態になることさえあります。
 それで転換手法を用いることで余計な水分が吹き出してこないようにしていたのですけど、これが間違いでした。三焦経なのですから水分を扱っているのであり、元々汗が出ていたなら吸収されるのですけど表面が乾いていたならぬれてきて当然だったのです。
 では、表面に水分が残ってしまうとやっぱりこれは困るのでどうするかというと、伝家の宝刀となりつつあるゾーン処置を行うのです。ちょうどいい高さに水分が落ち着いてくれるので、仕上げにローラー鍼と円鍼を行えば艶もばっちりです。

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