終わってみれば、新患さんで大変でした

 前エントリーで、先週の方が状況がひどかったのに今週の方が忙しくないように書いたのですけど、終わってみればカルテ記入をする暇がないほどに混雑してしまいました。
 というのも、新患さんが次から次へと申し込まれてくるのであり、それがまた一筋縄にはいかないちょっと難しい症状だったので、カルテ記入の時間が取れなくなってしまったのです。一日で7人も新患がありました。
 最も困ったのは下肢のしびれを訴えられており数脈で脈状でははっきり骨折が読み取れるのですけど、本治法の前に腰を確認するのに打診での響きがわからないのです。仕方ありませんからいつものパターンで本治法の後に半時間ほど休んでいてもらったなら、下肢のしびれが出てきたということで先ほどとは逆方向の側臥位となられたなら、臀筋の強い硬結がすぐわかりそこの腸骨稜にやはり亀裂骨折があったのでした。
 やはり脈状が読み取れるというのは、診察の強力な武器になります。

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