要するに菽法脈診の考え方?

 「陰陽調和の手法」について、本部での講義を聴いているのですけど今ひとつやっぱりよくわかりません。
 わからないのが脈の浮沈を操作できるというところ、脈の浮沈は選経・選穴で落ち着くところを見つけて施術していくというのが基本ではなかったのでしょうか?経絡治療の世界へ逆戻りしている印象です。
 そして脈では虚実が確実に把握しきれないということもあって菽法脈診が導入されたのであり、祖脉の項目には残っていても臨床ではこだわらずに運用できるようになっていたはずの虚実について、どうして脈診での虚実がいつの間にか復活してきているのでしょう。
 要するに菽法脈診を基本に据えて考えるのか、便利アイテムとしての活用のみに交代させるのか、そこの違いではないかという答えが見え始めました。

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