季節の治療はどうやって行う

 台風が近づいてきているので今週末は大雨が予想され、まだ夏の暑さは少し先になるみたいです。それよりも日照時間の大幅な不足から、農作物の被害が心配です。
 そして治療室を訪れる患者さんの脈状も、明らかに春までとは違っています。脾虚証が非常に多いのです。本部では「季節の治療」と銘打ってやっていますけど、奇しくも研究部の発表でも語られていましたが異常気象続きで意味があまりなさない感じです。
 時邪を井穴で払ってしまいノイズの除去は意味があると思うのですけど、そこから先は現時点での証決定に没頭するのが無駄も悩みも出さない、それが脾虚証が多いという証拠でしょう。

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