真夏の肝実

 今週から突然に猛暑となってしまったのですけど、そうしたなら「やっぱり」という感じで肺虚肝実証が多くなっています。
 どうしても肝血の濃度が濃くなってしまい、肝実の状態を作り出しやすくなってしまいますからこれは仕方のないことです。
 特に真夏の場合は強い症状がなくても肝実になることは多く、かといって安易に肝実を用いるとそれなりに成績が出てしまいますから訳がわからなくなってしまいます。本治法の鍼数は減っているのですから、証決定に時間を割くように心がけています。

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