時邪の変わり目

 まだ午前中のみの追試ですけど15人を治療していますので、時邪の影響力が変化したとほぼ間違いない結果だと断言できるでしょう。
 秋分の日が境になると思っていましたが「五の季」に入ったようで、時邪のノイズを除去するには肺経の少商と大腸経の商陽に摂按を行うのがいいです。
 脾経の隠白と胃経の厲兌も何度か試しましたが、必ず渋った脈状になってしまいます。関係のない井穴を摂按するとほぼ跳ねるのは当たり前ですが、季節の変わり目で終わったものだと渋ってくるというのは観察できる時間が短いので確信を持っていなかったのですけど、今回しっかり観察できました。

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