IPS細胞で軟骨を再生、そんな大金を使わなくても

 昨日からいろいろなマスコミで報道されているのですけど、京都大学の研究で他人のIPS細胞、この場合は汎用のIPS細胞から膝の軟骨を再生させる臨床応用が開始されるような感じです。
 西洋医学的には堅い普通の骨は再生されるが軟骨は再生されにくいということで、現在実用化されているのは自分の軟骨をそのまま移植したり培養して増やしてから戻すという方法らしいのですけど、これをIPS細胞で行えるようになれば手術の回数が減らせられるだけでなく危険性も将来減らせられるだろうというのが観測だそうです。
 でも、鍼灸の世界からすれば痛みが除去で切れはQOLは十分に回復されるのであり、杖を使ってでも自力移動できれば高齢者になればそれは当たり前のことで、何が何でも軟骨を再生せねばならないのだろうかと考えます。
 それに瀉法鍼を使えれば、解剖学的に軟骨が再生されたかどうかは別として苦もなく動きは改善され、軽いものであれば変形でも回復できています。そんな大金と人材とリスクを使わなくても、ここにいい方法があるのに・・・。

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