不問診に専念できていること

 今年は年末の切羽詰まった感じが薄いものの、それでも滑り込みで予約の入るケースが多くあり、明日の日曜日についても午前中飲みながらもうほぼ満杯になってしまっています。
 差し迫った痛みを訴えられる症例が少ないことが切羽詰まった感じになっていないのですけど、もう一つの要因は診察段階で脈診が不問診に専念できていることだと自己分析しています。
 滋賀夏期研に向けてナソの観察を夏から洗い直していたなら、選経・選穴の確認ツールとして非常に優秀というよりぶれない診断法として活用できるようになり、脈診での証決定を深く考えなくてもよくなっているからです。
 これくらい不問診に専念できているのは下積み修業時代に近いのであり、脈診とはこんなに面白いものだったのだと今月は面白がっていました。

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