月例会で奇経を実践してみて

 一昨日の滋賀漢方鍼医会では、純粋に古典に基づいた一つの奇経だけで補助療法とする方法について、朝の挨拶の時間をはみ出しながらですけど解説させてもらいました。
 内容が多岐にわたるので朝の電車の中でレジメを最終調整して講義したのですけど、それでもリハーサルが足りない状態でしたから余計な方向へつい話がそれてしまい、うまく伝えられたかどうか。今回の一ヶ月ちょっとでここまで開発できているのは、偶然に偶然が重なってのことですから余計な話も必要だったのです。
 そして午後の実技で実際にやってみたところ、今までの二つの奇経を用いての方式にあまりになじみがあるのですんなり受け入れられる人と受け入れがたいという人の差はありましたけど、たった5秒間の軽く張りを当てるだけで大きな変化があることには驚きがありました。
 そして専用鍼といいながら応用をすでに始めているので名前を考えねばならないのですけど、新しく製作した鍼にも注目が集まっています。

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