衝撃的だった電話

 昨年は自宅の階段から、先週はコンクリートの階段から転落したというケースをすでに書いているのですけど、今朝の問い合わせの電話内容が衝撃的でした。
 「あくる日に痛みがあまりにひどすぎるので整形外科へ行ったなら複雑骨折だと言われた」とパートさんから最初聞いて、あれほど楽になったと普通に歩いて帰宅していった人がそんなはずはと頭の中がぐるぐる回ります。それに複雑骨折を見落とすような状態ではなかったはずです。
 直接に電話で話をすると、「骨折をレントゲンで言われたのだがそのまま治療はしてもらえるか」と、本人は来院する気満々なので、あれっストーリーが違いすぎるぞと拍子抜けです。
 実際に診察させてもらうと骨折していたのは肋骨であり、前回は腸骨稜の打撲の痛みがひどくて来院しておりその日はとても楽になったので一日動き回っていたらしいのです。そこから推論すると疲労骨折が発生していたということになりますし、その日の夕方には不思議とまた動けるようになってきていたといいますから、これで間違いないでしょう。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です