脈診に頼り切る恐ろしさをまた教えられてしまいました

 ネットサウンド講義を始めてから一ヶ月経過し、どこまで続けようかとの計画なしに始めたので緊急性の高い話題を順次取り上げてきています。
 その中で集中力の欠如からケガをしてくる人が多かったので瀉法鍼の話題を思わず持ち出したのですけど、頚椎の亀裂骨折は中学生が一人だけでした。収録をした日にその中学生がやってきたのには、ちょっと驚きました。
 そしてレジメを製作している中で頚椎ヘルニアと腰椎ヘルニアを同時に起こしている高齢の男性がいるのですけど、ヘルニアなら半年もかからないはずなのに治りきらないのは亀裂骨折があるのではないかということに改めて気づき、先週に処置をしたなら一気に状態が改善していたのでありました。脈診ほど便利なものはないのですけど、脈診に頼り切る恐ろしさをまた教えられてしまいました。

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