ウィルスよりも、人の心のほうが厄介ですね

 前エントリーの続きのようなものですが、緊急事態宣言中でも当院では特にパンフレット等は発行せず粛々と治療へ対応してきたのですけど、ブロークンハート症候群が判明してからは「これからは後遺症への対応が必要」ということでパンフレットを作り出しました。
 しかしですねぇ、医療知識がないのですからなるべく平易な言葉を選んだつもりでもすべてを理解してくれるとは限らないとある程度割り引いて計算していたものの、「難しくてわからなかった」という感想がちらほら。
 「よく分かった」「コロナに対して安心できるようになった」という感想もいただくのですけど、それ以上に情報を適当なところでブロックしてしまい幅広く受け入れようとはしていない人のほうが遥かに多いのだと思い知らされれています。
 これでは最初に恐怖感を植え付けた状態で停止している人のほうが遥かに多く、政府発表や学術的な数字を示してもなかなか警戒心を説かないのだろうなということが見えてきました。ウィルスよりも人の心のほうが、遥かに厄介ですね。

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