下秩辺の活用

 今週は腰痛に一喜一憂していたのですけど、最初の劇症の経験から下秩辺に着目することで最終的には好成績に乗り切ることができました。
 下秩辺というのは私が名付けた治療ポイントなのですけど、もう20年前から使っているものです。文字通り秩辺のさらに下方なのですが、真下ではなく正中に少し寄せます。
 当時は毫鍼で置鍼したり深めに刺鍼していたのですけど、今は邪専用ていしんで硬結をぐりぐりという感じで緩めるのが効果的です。患者さんはいたがりますけど、奥の方で響くので同時に気持ちいいです。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です