危惧するニュース

 春の新型コロナのパンデミックの頃に、訪問看護の職員から感染し死亡したということで遺族が会社を提訴したというニュースが有りました。これは社会的にも医療的にも、悪い方向へ向かわないかと危惧します。
 亡くなられたことについては悲しいのですけど、80代後半だったそうですから自然史とどう違うのでしょうか。肺炎の症状が出て入院しその後に陽性が判明、そして訪問をしていた職員も陽性だったということで感染経路がこれしかないということではあるのですけど、一人暮らしだったといいますから遺族が偉そうなことを言えるのですか?
 これが損害賠償に発展するなら、訪問看護から手を引く会社続出となるでしょうし、入院を受け入れる病院も院内感染に対する面積にサインがないと受け入れなくなってしまいます。老人ホームも同様でしょう。社会全体のことを・新型ウィルスの状態がまだわからなかった頃のことを考慮し、訴訟が取り下げられるのが適当ではないでしょうか。

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