なんのための医師会なのでしょうか

 今朝のラジオニュースを聞いていたなら、思わず「今頃何いうてんねん!!」と思わず切れそうになってしまったのですけど、アナウンサーは現行を読んでいるだけですからぐっとこらえました。
 go toキャンペーンを強引に停止へ持ち込んだのは医師会からの圧力であり、政治家でもお医者さんから反抗されたなら命に関わりますから渋々でも受け入れたのは誰でもわかるところです。感染の専門家や医者はゼロレーティングを主張するでしょうし、商売人は繁盛を主張しますし、そこのバランスを取るのが政治家なのに政治力がありません。
 まぁgo toが強制停止すれば外出が減少するので感染者数も二次的に抑制されますからここはいいとして、腹が立ったのは医師会の言葉です。
 「このままだと医療崩壊になるだけ」って、冬場になれば感染者数がまた増加することなど夏には十分わかっていたことなのに、あんたらは何も準備してこなかったの?
 そして本当に腹が立ったのは、「専門以外の医師も携わらなければならない状態になってしまう」って、医師免許というのは医療行為に対して制限のない免許であって普段が皮膚科であろうが眼科であろうが泌尿器科であろうが、すべての診療ができなければならない人たちのはずです。そういう免許なのです。それで夏から別の診療科の医者たちにコロナ診療のトレーニングを医師会としてやってこなかったということなんですね。なんのための医師会なのでしょうか。

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