杉山検校遺徳顕彰会での実技4

 今回の講習会の感想なのですが、やはり鍼灸師は実技があって「なんぼ」のものであり、実技を伴わない月例会から早く脱却したいものです。 久しぶりの大人数での実技、こちらの方がストレス発散をさせてもらったのではないでしょうか。
 感染対策としては入り口と窓のどこかを開けて常に換気ができるようにしていれば、マスク着用は必要ですけど普通に実技ができるという感触でした。もちろん鍼治療という衛生的に優れた道具があるので、有利なのではありますが…。また一人がずっと触り続けるのではなく、素早く交代をしていくというルールは効果的だったと思います。
 細かな指導まではとてもできないのでデモンストレーションの形にはなってしまうのですけど、過去にもこのような講習会から入会者はいますし、リモートで実技をというのであれば細かなポイントを指導していく姿を追いかけるという形ならできそうな感触でした。
 youtubeライブが企画されていたのですけど、手続き的に間に合わなかったということであとから録画は配信されるそうです。立場上大声で喋り続けていますが、仲間の実技ならもう少し音量は抑えるべきですね。また配信をしている橘の野でわかりますから軽く打ち合わせをしてスタートはさせましたけど、カメラリハーサルもあったほうが良かったでしょう。
 滋賀漢方鍼医会では座学についてはICレコーダーで収録してホームページ上で無料公開をして、実技も自主勉強会という形ですでに開始はしていますが、今後はyoutubeで実技公開をしていくことを検討すべきと、これは強く思いました。。ライブ配信だとiPhoneのメモリも消費せず、リアルタイムでアップロードされるので楽ですから…。
 ちょっと余計なことを書いておくと、ブロークンハート症候群という名前は知らなくても新型コロナからストレス障害が患者さんに発生していること、もう少し勉強しておいてほしかったですね。ウィルスに対する基礎知識も、医療人のレベルではなかったように感じてしまいました。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です