命名させてもらいました

 とてもうれしく、そしてなぜだか感動までしてしまった電話がかかってきました。
 20年近くもかけて複製品の製造に取り組んできた瀉法鍼は、広島のメーカーと何度も何度ものやり取りでやっと歩留まりゼロの状態にできたので「もう一般製品化してください」と今年にお願いしておきました。ついでに奇経専用鍼も。
 今までの販売価格から会員外へいくらで分けてきたのかという話であり、利益を目的にはしていないのでほぼ同一価格で転売してきたのですけど流石に通販になると500円は上乗せをしていたので、それを伝えました。在庫を常に持っておかねばならないですから、メーカーもその程度の上乗せは妥当でしょうね。
 デザインや今までの技術料としてバックマージンをと申し入れられたのですが、他のメーカーでももらったことがありませんし広く普及させたいのが目的なので、著作権こそ放棄しませんが商品化権は全てメーカーにと話をしました。
 最後に名称なのですけど、「瀉法鍼」というのは赤羽先生が考案されたものですからこれは譲れないものの、原型がどのようなものか今では不明でいくつかのデザインがありますから、責任を保つ意味でも二木の名前を入れたほうがいいと言われました。そこで「瀉法鍼(二木式)」とさせていただきます。ついでに「奇経専用鍼(二木式)」とも名付けさせてもらいました。
(追記)
 とりあえず電話の段階では上記のように伝えたのですけど、他の二木式ていしんの名称などとも合わせるともう少し修正したほうがいいと考えています。統一性のある二木式ていしんシリーズに名称を整えるべきですね。

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