医療関係者は記憶も記録も残しておかねばならないと思います

 治療中に「昨年の今日は一日だけで学校の荷物を子供達に持って帰らせて、そこからいつ終わるのかわからない自宅待機に入っていったんだよね」と話していたのですけど、高齢の方が多かったこともありますけど案外みんな忘れられていました。
 それから昨年の3月に入ってから感染爆発やクラスタという言葉が出てきて恐怖が一気に高まってきたことも、「慣れ」てしまったのかしっかり覚えている人のほうが遥かに少なかったです。
 まぁ苦い思い出はあまり覚えていたくないという心理はわかるのですけど、コロナを克服したというレベルにはまだまだ遠いのですから教訓としてしっかり振り返ることが大切だと思うのですがね。少なくとも医療関係者は、記憶も記録も残しておくべきです。