スエズ運河での座礁、これはえらいことですよ

昨日に速報が配信されて注目は浴びたものの、その後はオリンピックの聖火リレーが始まったとか新型コロナの地域的増加の話題に隠れてしまっているのですけど、スエズ運河で船が座礁しているニュースは今後の影響が大きいと思います。
スエズ運河の幅が200mなのに座礁した船の全長が400mもあるということで、運河の全体につっかえ棒のようになってしまっているのでありものすごい力で陸地にめり込んでいるはずですから、めり込んだ部分とその周囲を崩す工事からやらねばつっかえ棒がまず外れないでしょう。そして船を進行方向へ向けるのに、タグボートクラスの船ではパワーがとても足りないのでは?
海上輸送の20%近くがスエズ運河を航行しているものと言われますから、今後は原油価格の値上がりとか様々な価格高騰が予想されます。えらいことですよ、これは。