一年経過して、どれだけ改善したのだろう

昨年の4月1日に、いわゆる「あべのマスク」の布マスク配布が発表されて「世界一のエイプリルフールじゃないのか?」と大笑いさせてもらったのですけど、海外メディアが「あべのマスク」という表現をしたなら何故か腹が立ったことも覚えています。
「マスクをしても決して感染予防にはならない」ということでそれまで私は治療室で装着していなかったのですけど、政府がマスク配布をするというのであれば従わざるを得ないということでここからしかたなく装着を始めたのでありました。
けれど、一年経過してある程度の付き合い方がわかっただけで新型コロナの状況がどれほど改善したのかといえば、現時点での地方都市の再拡大の数字からすれば殆ど変わっていないという評価しかできません。うーん、一年はパンデミックからの脱出が無理とは思っていましたけど、2021年の夏には収束できるのではという期待が薄れつつあります。無責任な予言はしているのですけど、外れてしまうのかなぁ。