緊急事態宣言、「またか」のため息

3度目の「緊急事態宣言」が準備されつつあるのですけど、「またか」という感じでため息しか出ないのは飲食だけでなく観光・宿泊の広い業種に渡ることでしょう。
ニューヨークでは「エビデンスが認められないから」、つまりデータとして飲食が原因ではなく飛沫を飛ばしてしまう行為そのもののマナーを守ればいいのだからと飲食業の営業時間がほぼ平常に戻されました。「何が感染の要因になるのか」が大切で、悪者探しというのをやめないと次々に魔女狩りの対象を求めていくだけにしかなりません。アクリル板設置とイエローカードをテーブルに備え付ければ、アルコールがあろうがなかろうがかなり防げるはずです。
そして観光や宿泊に関しても、ゴールデンウィークは家族旅行に限定するというようにすればどんちゃん騒ぎをすることも大声の会話もないのであり、ストレスも経済もうまく逃がせられるのではないでしょうか?
それから保健所に丸投げしているクラスタ追跡も、一年間やって効果がなかったことが証明されているのでやめてしまうこと。心配だからと検査を求める人は民間検査のみで、病状が疑われる人のみ公的に検査をすること。日本のPCR検査は制度が厳しすぎるのですから、何度もCT値を下げるように言われても、政治家が医学を理解できないのでしょうね。